滅(めつ)
滅(めつ)は、日本のインターネット、特に二次元・ゲーム・VTuber コミュニティで広まったネットスラングである。
概要
対象の魅力やかっこよさ、迫力に圧倒され、言葉も出ないほど衝撃を受けた状態を表す。「最高」「やばい」といったニュアンスに近いが、破壊的、圧倒的な強さやかっこよさに心が打ちひしがれる感覚に特化している。肯定的な文脈で主に使われ、否定的な意味で用いられることは稀である。
語源
漢字の「滅」本来の意味である「滅びる、消え失せる」から転じ、「自分の心が滅ぶほどに凄い」という誇張した表現として生まれた。2010 年代後半から Twitter(現 X)やニコニコ動画、ソーシャルゲームのコミュニティを中心に流行した。元は一部のオタク界隈から広がった造語的な用法である。
用法
単独で「滅」と打って感嘆するほか、「滅だ」「滅すぎる」といった形で強調する。
- 例文
- この演出、滅……
- この姿、滅すぎてもう無理
標準日本語の規範的な用法ではないため、公的な文書やフォーマルな場での使用は適切ではない。本来の漢字の意味とは大きく乖離した俗用である点に注意を要する。
関連用語
- ギュン:胸に鋭い衝撃、ときめきを感じる様子
- メロい:とろけるようなときめき
- エモい:感情が大きく揺さぶられる様子
脚注
- 国語辞書に収録された用法ではなく、インターネット発祥の誇張表現である。
- 漢字本来の「滅ぼす・滅びる」といったネガティブな意味とは区別して使われる。